爪という部位は皮膚の一部で、健康のバロメーターとも言われています。正しく手入れをしていないと、日常生活にも支障が出てしまうほど、小さいけど大切な身体の一部なのです。
美しくケアされていればモチベーションが上がり、また疾患などにより見た目に悪い症状があれば隠したくなります。悪い影響が見た目だけなら隠し続けることで誤魔化すことは出来ますが、隠し続けるうちに痛みが生じてきます。激痛ではない多少の痛みや違和感なら放ってしまいがちですが、そうやって誤魔化しているうちに状態は悪化してしまいます。
普段、靴や靴下に覆われていて目の当たりにする機会が少ない足の爪は、特に放っておかれることも多く、それが原因で歩行や身体に悪い影響を及ぼしているのであろう高齢者を大勢みてきました。
高齢化が進み、介護施設を利用する高齢者の多くは爪になんらかの疾患などをかかえている様子です。しかし、介護する側に技術がなければ、見た目にトラブルを抱えた爪は敬遠され、適切なケアがなされないとあっという間に状態の悪化が進みます。
爪はたとえ寝たきりでも一生伸び続けるので、介護や介助に携わる方は爪のお手入れをすることが求められています。
2週間もすれば不便で長さが気になるくらいまで爪は伸びてしまうので、頻繁に行うことになるでしょう。
どうせ頻繁にケアをするなら、相手に喜ばれる仕上げ方が簡単に出来るようになると良いですよね。